危篤・臨終から葬儀の手配まで通夜の進め方葬儀・告別式
葬儀の準備
葬儀、告別式は、通夜の翌日に行われます。本来「葬儀」は遺族、近親者など、故人と特に親しかった人々が故人の冥福を祈る儀式で「告別式」は故人と縁があった人たちも参列、焼香をして、別れを告げる儀式です。
もともと別の意味を持つ儀式でしたが、最近では葬儀に引き続き、並行して告別式を行うことが多くなっています。
葬儀、告別式では、たくさんの人が集まって営まれるため、事前に打ち合わせをして時間どおり進行するように段取りをするとともに、故人の供養にふさわしい内容にするため準備をする必要があります。
そこで通夜の前に、世話役や葬儀業者と式進行について打ち合わせをします。同時に、喪主は葬儀の挨拶内容を考えた上、弔辞の依頼先や読み上げる弔電や供花の順番の確認、関係者に渡す心づけ、初七日法要の出席人数などについても打ち合わせておきます。
葬儀・告別式の進行
◆一般的な仏式葬儀(告別式)の進行◆
1.施主・近親者・親族着席

2.僧侶入場

3.読経開始

4.弔辞・弔電

5.遺族焼香

6.一般焼香

7.初七日法要(繰上げて行う場合)

8.読経終了

9.僧侶退場

10. 遺族(世話役)代表のあいさつ
葬儀の始まる時間の約三十分前から受付を始め、弔問客に応対しながら香典を受け取ります。
また芳名帳と筆記具を用意し、弔問客に名前と住所を記帳してもらいます。
僧侶が到着すると、ひとまず控え室などに案内し、喪主と世話役代表があいさつするとともに、式次第について確認をしておきます。
式開始前には会場で喪主や遺族、近親者が着席しておきます。
葬儀の開始の時刻になり、おおむね参列者が着席したら、僧侶を会場に案内します。参列者一同は、黙礼をして迎えます。司会者による開式のあいさつに引き続き、僧侶による読経が始まります。読経が終わると、弔辞朗読、司会者による弔電の奉読を行います。
再び僧侶の読経が始まると、喪主以下、遺族や近親者が焼香を行います。
葬儀と告別式を区別しない場合には、僧侶の合図に従って一般参列者の焼香を始めます。
読経終了後、僧侶が退場、司会者によって閉式が告げられます。
出棺
告別式が終わると、遺族や近親者、故人の友人らで祭壇前に集合し、棺を出し、棺のふたを開けて、最期のお別れをします。このとき喪主より順に祭壇の前に供えていた生花を遺体の回りに飾る「別れ花」をします。この納棺の際に故人が愛用していた遺品もいっしょに納めます。
最後の対面がすむと、棺にふたをして喪主より、遺族、近親者、友人と順番に、小石で棺のふたに釘を二度打ちつける「釘打ち」の儀式を行います。棺のふたが閉ざされたら、近親者や親しい若い男性で霊柩車へ棺を搬入します。棺は遺体の足のほうから運び、霊柩車にも同じく足のほうから納めます。このとき遺族も棺について行き、位牌は喪主が、遺影は喪主の次に故人とのつながりの深い遺族が胸に持って立ち、後に続きます。
霊柩車に棺が安置され、火葬場への出発準備が整ったら、遺族(喪主、親族代表)あるいは葬儀委員長か世話役代表が会葬者に向かってお礼のあいさつをします。
火葬と骨あげ
火葬場へ到着すると、受付で「火葬許可証」を提出します。
霊柩車からおろされた棺は、炉の前の仮祭壇にひとまず安置されます。この祭壇の前で「納めの式」が行われます。
僧侶が同行していれば読経をしますが、いない場合は、喪主から順に焼香をします。棺は炉の中におさめられ、点火されます。同行者一同はその間、控え室で待ちます。
火葬がすめば案内がありますから、遺族や近親者が再び炉の前に集まって、火葬が終わったお骨を箸を使って骨壺に納めます。これを「お骨上げ」といいます。
お骨は竹の箸を使い、二人で一つの骨をはさんで骨壷に納める「はし渡し」で行われます。喪主から順に故人と血のつながりの近い順番で最初に歯を拾い、次に足の骨から上半身の部分へと拾っていきます。
最後にお舎利とよばれる「のど仏」を拾います。「お骨上げ」が終わると係員が骨壷におさめ、白木の箱に入れて白布で包んで喪主に渡されます。その際、火葬許可証を返してくれますがこれが埋葬許可証になりますから大切に保管しましょう。それを喪主が両手でかかえ持ち、自宅へ戻ります。
還骨法要と精進落とし(付け初七日法要)
火葬した遺骨は自宅に持ち帰り、骨壷や位牌、遺影は忌明けまで後飾り祭壇に安置します。
火葬場から戻った人は、家に残っていた手伝いの人が用意していた塩と水でお清めをします。略式で会葬者同士が塩をかけあうこともありますが、宗派によっては行いません。
仏式の場合、僧侶が一緒に帰宅したときは「還骨勤行」のお経をあげ、読経中、喪主から順に焼香をします。
このあと初七日法要を行いますが、葬儀に繰上げて行う場合もあります。その際は、火葬場から帰ったらすぐ精進落しの席へ移ることになります。部屋を移し僧侶の方をはじめ、葬儀の手伝いなどでお世話になった人たちに、お礼の意を込めて 酒や料理をふるまう会食の宴を設けます。これを「精進落とし」の宴といいます。
喪主遺族が接待にあたり喪主の挨拶と共に終了します。
宴を開かない場合は、代わりに折詰めを配ったり、お金を贈ったりします。
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